ワークショップが満員になった時に起こること
初対面の12人と1台の露光機で繰り広げられた、手作業によるシルクスクリーン・ワークショップの記録。
このワークショップは本来8名定員でしたが、12名が参加しました。これは運営上のミスではなく、一つの予兆でした。
6年前から講師を務めるマルクは、動じることはありませんでした。15分で室内を再構成し、補助テーブルを追加して、いつものように始めました。シルクスクリーンは難しくない、ただ忍耐が必要なだけだ、と。そして、その忍耐は技術とは異なり、マニュアルで学べるものではないということも。
最初の2時間は、ほぼ完全な静寂に包まれていました。12人がそれぞれの版、インク、そしてスキージの動きに集中していました。グラフィックアートのワークショップで出会うとは思わなかった、その動作の反復には瞑想的な何かがありました。
休憩の後、雰囲気は一変しました。テーブルの境界がなくなり、デザインを見せ合い、誰かが完璧に仕上がった最初のプリントを、大げさながらも十分に納得のいく満足げな表情で披露していました。
最後には、参加者それぞれが3枚のプリント作品と、言葉にするのが難しい「自分の手で何かを作り上げた」という触覚の記憶を手に、帰路につきました。