プロセス 25 de 8月, 2026 読了時間 1 分

信州そばの種をスペインに蒔く:そば職人の名人、山崎義弘の壮大な旅路

山崎義弘は、カンタブリアからバルセロナまで、スペインにそば文化を蒔き続けて約20年。これは彼の物語です。

浅間温泉は、長野県の城下町松本市の近くに位置する格式高い温泉地として、1,300年の誇り高い歴史を持ちます。北には、鮮やかな緑のそば畑が広がり、アルプスの清らかな水が日本最高のわさびを育む安曇野へと続きます。

山崎氏は、この風光明媚な土地にある歴史ある旅館、玉之湯の五代目当主であり、そば打ちの名人でもあります。今日、彼の活動の舞台は日本をはるかに超え、スペインにまで広がっています。

大地から始まるプロジェクト

上智大学でスペイン語を学んだ山崎氏は、信州の素晴らしいそば文化を共有したいという熱い思いに突き動かされています。彼の使命は、単に美味しい一皿を提供することにとどまりません。それは、農業と食卓を直接つなぐ壮大なプロジェクトです:「地元の土地に種を蒔き、育て、収穫し、挽きたての粉からそばを打つ」。

すべては2007年、スペイン北部のカンタブリア地方から始まりました。地元コミュニティの全面的な支援を受けて始まったそば栽培は大きな実を結び、秋の試食会は最高の評価を受けました。これは一度きりのイベントに終わらず、地域の研究機関による本格的な栽培研究や、スペインの高官が長野の「松本そば祭り」を訪問するなど、国境を越えた交流の波へと発展しました。

カンタブリアからバルセロナへ

その後、山崎氏は献身的な弟子たち、家族、友人とともに、スペイン各地のさまざまなイベントを訪れました。セビリアの「桜祭り」では手打ちそば120食以上を提供し、カタルーニャのフェスティバルでは見事な技を披露し、バルセロナの日本国総領事館で自身の技を披露しました。

古くからそば粉を中心とした独自の文化が根付くラ・ガロッチャ地方の農家を訪ね、歴史に敬意を表すと同時に、料理界も席巻しました。厳選されたレストランの厨房や、美食の街サン・セバスティアンの有名な料理学校「MIMO」では、地元のトップシェフたちを魅了しました。今日、彼の情熱は新世代の地元職人たちにインスピレーションを与え、信州そば文化は山崎氏とともに、海の向こうで歩み続けています。

信州松本浅間温泉 玉之湯

玉之湯は、歴史ある公式旅館であり、「信州そば切り」(信州の本格そば)の認定を受けた正真正銘の宿です。地元の漬物専門店やそば処を含む系列店も、高い人気を誇っています。

カタルーニャで本格信州そばを味わう:名人の献身的な弟子たち

アルナウ・イサンタ、旅館寿司

カタルーニャの住宅地・保養地トレンプにある人気の日本料理店、旅館寿司のオーナーシェフであり、Musubu信州そば道場の講師。

イグナシ・カロンジェ、そばの夢

そばの夢の創設者。バルセロナのMusubuをはじめ、各地で定期的にそばのポップアップイベントを開催。

山崎の技を間近で知りたいですか?9月14日と15日、Musubu Barcelonaでそば道場を開催。彼のそばで学んだり、実演と試食を楽しんだりできるワークショップです。詳細とご予約はこちら

 

小松美岩
Musubu Barcelona協会

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